【悲報】パッパ、20年かけてコツコツためた500円玉貯金を娘や娘の友達に根こそぎパクられ大発狂

2020年の年末、掃除をしていた父親は、リビングに置いていた貯金箱がほぼ空になっていることに気づいた。貯金箱は500円硬貨を満杯まで入れると30万円になる。いったい誰が……。

当時小学高学年だった娘の部屋を見てみると、買い与えた覚えのないアニメのグッズがあった。
娘を問いただすと、友だちと複数回お金を持ち出し、ゲームセンターで使ったり、お菓子やアニメのグッズなどを買ったりした、と白状した。
娘が最初にお金を取るようになったのは発覚の半年ほど前の20年6月ごろ。当時、貯金箱には「パンパンにお金が入っていた」（娘）という。
1、2カ月後、家に遊びに来ていた友だちに、貯金箱からお金を取っているところを見られた。娘はそのお金で数人の友だちにお菓子などを買ってあげるようになった。
そのうち、友だちも一緒に貯金箱からお金を持ち出すように。最終的に回数は30回以上にのぼり、多い時には1回5万円程度を取ることもあった。持ち出した友だちは10人ほどいたという。

父親は娘から話を聞いた翌月、自治会の集会場で友だちの親と話し合いの場を持った。
親たちは「（お金は）やっぱり返していかないといけない」「友だちのやっていることをだめだと言えないものなのかと、本当に情けなく思った」と話し、謝罪した。
ただ、そもそも誰がいくら使ったかは子どもたちでさえはっきり分からない。その後も話し合いは続いたが、結局父親は友だち2人の親を提訴。無くなった金額を90万円と計算し、長年続けてきた貯金という「努力」が「台無しにされた」として30万円の慰謝料なども上乗せし、計約132万円の賠償を求めた。
https://www.asahi.com/articles/ASS295S2VS22UTIL024.html