- 聞いてくれるか
- 聞いてよろしいか
- 今日のラーメンスレここ？
- 野生のキツネと仲良くなった話なんだ
- キツネは人に決して懐かないと言われるが、そんなことなかったと
- その話今しないとダメか？
- 丸源行ってこようかな
- アイコラだろそれ
- エキノコックスの予感……🤔
- なら俺もそういう話するわ
馬鹿にしないって誓えるならこの先読んでくれ先週猫の忍者をみた
- まあ端折るとな
俺は昔人里離れた寮に住み込みで働いててな。事務所権食堂で飯と風呂を済ませたら、ねぐらの寮まで1キロくらいわりと林の中の獣道を歩いて帰るみたいな生活だった
イメージ湧きにくいかな？ちなトイレは共用だけど寮のほうにあった
- そのうえでさ、俺の当時の野生動物避けの必殺技がさ
お徳用ピーナッツの小袋の中身を投げつける！だったのさ
散弾銃みたいでかっこいいだろ？
- んでまあある日の早朝キツネに出くわしたのさ。あいつら夜行性のはずなのに、けっこう明るい時間帯に活動してた
- ゴン、お前だったのか
- なんで早朝外にいたかっていうとさ、缶コーヒーを自販機で買うためな。朝ごはんは支給されなかったからさ、缶コーヒーと食パンとワンタッチでーガリンとジャム出るやつとかを朝ごにしてたんだ。それなら毎朝缶コーヒーを自販機に買い出ししに行かなきゃならんだろ
- 回を増すごとに辺境になってて笑える
- >>24まあ実際たまにツキノワ出るようなとこだったよ
- だからけっこう遠くにキツネはいたけど、俺はポケットに隠しもったピーナッツ小袋を開けて散弾銃のようにキツネめがけて投げ付けてやった
それなら当たっても野生動物は怪我しないし、奇声を上げてピーナッツ投げつけただけでたいていの野生動物は俺に恐れをなして襲ってこないからな
- キツネは一目散に逃げていったのさ。終わったあとにどっちにしろキツネは襲って来なかったんじゃ？とか思ったが
寮の近所の山中レストランがそのご時世に放し飼いで犬を多頭飼いしててさ、トラブルけっこうあってなピーナッツ散弾はとりあえず撃っておいたほうがいいってのが当時の俺の判断だっだ
- そしたらさ
また次の日も次の日も早朝同じ場所にキツネがいるんだ。そしてピーナッツ散弾で威嚇すると逃げていく
そんな日々が2ヶ月ほど続いたあと、そのキツネは突然現れなくなった
- おわり
- トムとジェリーみたいな関係だったんだと思う
俺がトムで、キツネがジェリーだったのさ
- 起承転結の転で終わった
- まあピーナッツ投げつけたのは俺が頭いいからだね。そこはまがりなりにも観光地だから無機物を投げたら残って景観を損ねる
かといって石を投げたらほんとに当たったら困るだから当たっても構わなく、後から鳥が始末してくれて、キツネが恐れるようなピンポイントの武器がピーナッツ散弾だったわけさ
- 感動した
以下ラーメンスレ - ピーナッツは厳密には豆類でナッツ類ではないっていうギャグ？
- ピーナッツで景観を損ねるって何だ
この話は嘘くさ過ぎて他人に話したことないんだが
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