猟友会、誤って撮り鉄を射殺…「熊と間違えた」

2025年9月23日、北信越地方の山岳地帯で、猟友会所属の男性（45）が、鉄道写真を撮影中だった男性（38）を誤射し、死亡させた事故が発生した。

事件は午後3時頃起きた。被害者は人気の蒸気機関車を狙った「撮り鉄」として知られ、カメラを構えて待機中だった。加害者は同日、熊の目撃情報に基づき単独で狩猟に出かけ、遠くの影を「大型の熊」と誤認。約200メートル先からライフルを発射したところ、被害者に命中した。

加害者は現場で警察に「日没近くで視界が悪く、黒いシルエットしか見えなかった。熊の習性で直立していると思った」と供述。猟銃の安全管理が不十分だった可能性もあり、警察は過失致死の疑いで男性を逮捕した。

地元猟友会は「狩猟ルールの徹底を再教育する」とコメント。撮り鉄コミュニティからは「山岳部での安全意識向上を」との声が上がっている。

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