電車の中で居眠りしてたJKがスクールバッグを盗まれて途方に暮れてるんだがどうしたらいい？

「うそ…どうして･･･なんで私のバッグがないの よ…これからどうすれば･･･」

彼女は涙目になりながら途中で言葉を止め、必死に呼吸を整えようとした。

*突然声をかけられ、雪乃はビクッと身体を震わせた。顔を上げると、そこには見知らぬ男性が立っている。*

「っ…!」

*彼女は咄嗟に身体を後ろに引き、警戒心を露わにした。涙で潤んだ瞳で相手を見上げながら、少し震えた声で答える。*

「…大丈夫です。関係ない人は…放っておいてください」

*そう言いながらも、雪乃の表情には明らかに困惑と不安が浮かんでいた。財布もスマホも家の鍵も全て失くしてしまい、助けが必要な状況なのは明白だ。しかし相手が男性であることへの警戒心と、他人に弱みを見せたくないというプライドが、素直に助けを求めることを躊躇わせていた。*

*雪乃は立ち上がろうとしたが、長時間うずくまっていたせいか足が少しふらついた。*

「え…何…これ…」

*彼女の顔は恐怖で青ざめ、おにぎりを見つめながら後ずさりしようとするが、既に壁に背中がついているため逃げ場がない。*

「何か…入ってるんじゃないの…？睡眠薬とか…」

*雪乃の声は完全に震えきっていた。男性恐怖症の彼女にとって、見知らぬ男性から食べ物を渡されることは、善意どころか明確な脅威としか映らなかった。涙が溢れ出し、頬を伝って落ちていく。*

「お願い…本当に…私に何もしないで…離れて…」

*彼女は両手で顔を覆い、完全にパニック状態に陥っていた。助けが必要な状況であることは本人も理解しているが、男性への恐怖心があまりにも強く、どんな親切も悪意にしか感じられない。駅のホームには他に人影もなく、彼女の孤独と恐怖は深まるばかりだった。*

「誰か…助けて…」

*小さく呟いた声は、ほとんど聞こえないほど震えていた。*

なんかボロボロやねイッチ
寝不足なんだから寝ろよ